【近大司書2024】「図書館制度・経営論」レポートの書き方

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レポート
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このページでは、2023〜2024年度版「図書館制度・経営論」レポートの書き方を説明しています。

ここで紹介しているやり方は必ずしも正しいとは限らず、あくまでも考え方の一つに過ぎません

合格レポート例は、こちらのページを参考にしてください。

レポート全体の注意点や順番については、こちらのページで説明しています。

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レポート設題

「図書館経営の基本思考」における「未来思考」の5点について簡潔明瞭に説明した後、その「未来思考」を受けて、今後の専門職としての司書のあるべき姿を論じるとともに、それに伴う図書館運営のあり方を、貴方自身の考え方を含め論じて下さい。

評価のポイント

このレポートの評価基準は、今後の専門職としての司書のあるべき姿について、「未来思考」を踏まえた意見を書けているかです。

設題は「未来思考の5点について簡潔明瞭に説明」する前半部分と、「今後の専門職としての司書のあるべき姿」と「それに伴う図書館運営のあり方」について論じる後半部分に分かれています。

前半はテキストから抜き出せばいいですが、後半はテキストを参考にしながら自分の考えを書く必要があります

書き方のコツ

テキストの該当箇所を抜き出す!

設題前半の「未来思考」5点については、テキストに書いてあることをそのまま抜き出せばいいです

どこを抜き出したらいいか分からないという人は、先輩たちの合格レポートを見てみましょう。

テキストはみんな同じものを使用しているはずなので、誰が書いても似たような回答になります。

そのため、複数人のレポートに共通している内容が模範解答であるということです。

該当箇所が見つかったら、説明を自分の言葉に置き換えつつ、それっぽく書いていきます。

なお、レポート添削には剽窃検知ソフトが入っているので、他人のレポートを丸写しすると即バレて再提出になります

設題は2年ごとに切り替わるため、参考になるのは直近の回答例ですが、設題が同じでなくても使用しているテキストの内容は概ね一緒なので、過去のレポート例も覗いてみましょう。

司書のあるべき姿を考える!

設題後半の「今後の専門職としての司書のあるべき姿」は、前半で書いた「未来思考」の内容をもとに考えていきます。

まず、司書がどのような役割を担う職業なのかを明らかにしましょう。

司書の意義や司書に求める能力は、文部科学省のホームページなどにも書かれいているので、テキストや参考文献を引用しながら、司書は本来どのような職業であるべきかを書いていきます。

次に、司書に求められる能力を考えていきます。

ここは「未来思考」で取り上げた内容を絡めて書くと、設題の「未来思考を受けて~」の条件もクリアできます。

司書がどんな役割を担う職業なのか、司書にどんな能力が必要なのかを明らかにした上で、今後それらがどう変化していくかを書くと、話がスムーズになります。

今後の図書館運営のあり方を考える!

今後の図書館運営については、テキストの第6章「組織のあり方」や第8章「人的資源」辺りがヒントになります。

他の科目と違い、根拠データを細かく書く必要はないのですが、現状の図書館がどのように運営されているは書いておいて損はないと思います。

現在、図書館がどのように運営されているかは、国や地方自治体の調査や統計を見ると傾向が掴みやすいです。

例えば最近では、図書館を民営化、複合化する自治体の動きが見られます。

このような民営化、複合化がどれほど進んでいるのか現状のデータを示したり、メリット・デメリットを分析したりして書いていけば、それなりのボリュームになります。

また、図書館において司書の雇用がどうなっているかを調べることも、図書館運営のヒントに繋がります。

現在の自治体では、専門職は非正規職員として雇われていることが多く、専門知識のない正規職員がジョブローテーションで配属されることがほとんどです。

図書館の運営にあたって、そのような課題をどう解決していくか考えてみるのも、レポートの種になるかもしれません。

レポートの参考例

実際のレポートは以下のページを参考にしてください。

また、他の科目については以下のページにそれぞれ掲載しています。

科目終末試験の対策

レポートを提出したら、いよいよ科目終末試験を受験することができます。

科目終末試験の設題や解答例は以下のページに載せているので、試験対策に役立ててください。

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