【近大司書2024】「図書館情報資源概論」科目終末試験の解答例

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科目終末試験
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このページでは、2023~2024年度版「図書館情報資源概論」科目終末試験の解答例を掲載しています。

丸写しすると不合格になるため、あくまでも参考程度にとどめておいてください。

レポートの書き方や合格例については、こちらのページをどうぞ!

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試験問題

図書館情報資源の類型と特徴について、具体的な資料名を挙げて説明してください。

※テキストを丸写しした回答は不可とする。

解答例

印刷資料と非印刷資料

図書館情報資源を物理的な形態によって分類するものである。

印刷資料とは、印刷技術を用いて紙に印刷されたものであり、特殊な機器を用いずとも読むことができるものを指す。

印刷資料には、図書、新聞や雑誌などの逐次刊行物、パンフレットやリーフレットなどの小冊子、地図などの地域資料が該当する。

非印刷資料とは、印刷技術を用いていない資料のことを指す。

非印刷資料には、点字資料や博物資料、読むのに特殊な機器を用いる必要があるマイクロ資料、映像資料、音声資料、パッケージ系電子資料、ネットワーク情報資源などが挙げられる。

一次資料と二次資料、三次資料

図書館情報資源を利用目的によって分類するものである。

一次資料とは、新規性や独創性を持ち、著作・執筆者の研究・活動成果が集約された、原典となる資料を指す。

一次資料には、図書、雑誌、新聞、論文などが当てはまる。

二次資料とは、それらの一次資料の内容を編集・加工したものであり、資料のための資料と呼ばれることもある。

二次資料には、書誌や目録など、一次資料の検索ツールとなるものと、辞書や事典など、一次資料の内容を編集・加工した辞書体ツールが該当する。

三次資料とは、二次資料を編集・加工したものであり、二次資料である書誌を探すための「書誌の書誌」や、レファレンスブックの解題書誌などが存在する。

『日本目録規則1987年版改訂3版』による資料種別

図書館情報資源を主に資料種別や刊行形態の観点から分類するものである。

ここでは、図書、書写資料、地図資料、楽譜、録音資料、映像資料、静止画資料、電子資料、博物資料、点字資料、マイクロ資料、継続資料(逐次刊行物、更新資料)の12種類に類別される。

サービス対象から見た類型

図書館情報資源をサービス対象によって分類するものである。

乳幼児や児童、ヤングアダルト、一般成人といった世代別の類型のほか、高齢者や障害者、外国人など、特別な補助を要する利用者向けの類型も存在する。

乳幼児向け情報資源、児童向け情報資源には絵本や紙芝居、童話などが該当する。

ヤングアダルト向け情報資源にはヤングアダルト図書と呼ばれるようなティーンエイジャー向けの小説やエッセイが当てはまる。

また、視覚にハンディキャップを持つ障害者向け情報資源には点字資料、高齢者向け情報資源には大活字本などがあり、外国人向け情報資源にはネイティブ言語による図書やLLブックなどが存在する。

現在のメディアによる区分

現在は電子コンテンツなど様々な媒体が存在する。

印刷資料などのパッケージ系(有形出版物)、電子書籍やインターネットなどの非パッケージ系(無形出版物)に分類するパターンも存在する。

(1,152字)

振り返り

今回の結果は75点(良)でした。

テキストにがっつり載っていた内容のため、丸写しにならないように言い換えながら書きました。

思ったより時間がなかったので、後半はかなり記述を端折っていますが、点が伸びなかったのはそのせいかなと思います。

レポートの書き方と参考例

科目終末試験を受けるには、事前にレポートを提出している必要があります

レポートの書き方と参考例は、以下を参考にしてください。

また、他の科目については以下のページにそれぞれ掲載しています。

科目終末試験の対策

他の科目の科目終末試験の設題や解答例は以下のページに載せているので、試験対策に役立ててください。

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