このページでは、2023〜2024年度版「児童サービス論」レポートの書き方を説明しています。
ここで紹介しているやり方は必ずしも正しいとは限らず、あくまでも考え方の一つに過ぎません。
合格レポート例は、こちらのページを参考にしてください。
レポート全体の注意点や順番については、こちらのページで説明しています。
レポート設題
① 児童サービスにおける読書の意義と役割について述べ、また図書館における児童サービスがなぜ重要であるかを述べなさい。
② 児童資料の種類と特性について述べ、児童サービスの実践においてそれらの資料をどのような場でどのように生かすべきかを述べなさい。
評価のポイント
このレポートの評価基準は、自由読書の意義を詳しく書いているかです。
設題シラバスには書かれていませんが、このレポートでは「自由読書」についての記述が必須になります。
設題①では、読書の意義と役割、児童サービスの重要性、自由読書を全て網羅して書くことが大切です。
設題②では、前半の「児童資料の種類と特性」、後半の「児童サービスの実践」について、具体例を挙げながら書く必要があります。
書き方のコツ
解答欄を確認する!
設題が2つある科目の場合、解答欄が設題ごとに設けられているパターンと、解答をまとめて1つの解答欄に記述するパターンがあります。
「児童サービス論」は後者の解答欄1つパターンなので、2つの設題の解答を1つの文章にまとめる必要があります。
テキストの該当箇所を抜き出す!
設題①の「読書の意義と役割」はテキストの1ページ目を参考にします。
「児童サービスがなぜ重要であるか」は、「児童サービスの理念」や「児童サービスの意義」が参考になります。
設題②の「児童資料の種類と特性」は4章、「児童サービスの実践」は5章をもとに書きましょう。
自分の考えや参考文献の引用を書くよりも、とにかくテキストに忠実に書くことが好まれるようです。
抜き出す箇所や文量が分からなければ、他の人のレポートを参考にするなどしてサクサク書き進めていきます。
自由読書の意義を書く!
このレポートでは自由読書についての記述が必須です。
しかもただ「自由読書」というキーワードを出せばいいのではなく、自由読書の意義を詳しく書く必要があります。
とはいえ、テキスト以外の参考文献から自由読書の説明を引用しなければならないという制約もないので、他の人のレポートを参考にしながら、必要な説明を加える形で十分だと思います。
私のレポートは、講評で「自由読書についての記述がもう少しあるとよかったですね」と書かれたので、書けば書くほどいいのかもしれません。
レポートの参考例
実際のレポートは以下のページを参考にしてください。
また、他の科目については以下のページにそれぞれ掲載しています。
- 「生涯学習概論」レポートの書き方
- 「生涯学習概論」レポートの参考例
- 「図書館概論」レポートの書き方
- 「図書館概論」レポートの参考例
- 「図書館情報技術論」レポートの書き方
- 「図書館情報技術論」レポートの参考例
- 「図書館制度・経営論」レポートの書き方
- 「図書館制度・経営論」レポートの参考例
- 「図書館サービス概論」レポートの書き方
- 「図書館サービス概論」レポートの参考例
- 「情報サービス論」レポートの書き方
- 「情報サービス論」レポートの参考例
- 「図書館情報資源概論」レポートの書き方
- 「図書館情報資源概論」レポートの参考例
- 「情報資源組織論」レポートの書き方
- 「情報資源組織論」レポートの参考例
- 「図書・図書館史」レポートの書き方
- 「図書・図書館史」レポートの参考例
- 「図書館サービス特論」レポートの書き方
- 「図書館サービス特論」レポートの参考例
科目終末試験の対策
レポートを提出したら、いよいよ科目終末試験を受験することができます。
科目終末試験の設題や解答例は以下のページに載せているので、試験対策に役立ててください。