このページでは、2023~2024年度版「情報資源組織論」科目終末試験の解答例を掲載しています。
丸写しすると不合格になるため、あくまでも参考程度にとどめておいてください。
レポートの書き方や合格例については、こちらのページをどうぞ!
試験問題
RDFの有向グラフにおいて楕円形から延びる矢印の意味について、具体例を示しながら述べなさい。
【注意事項】
- 教科書等の内容をそのまま抜き出すのではなく、自分の言葉で記述してください。
- 解答は箇条書きではなく、つながりのある文章で記述してください。
解答例
RDFの有向グラフにおいて、楕円形はリソース(主題)、長方形はリテラル(目的語)を表し、これらを繋ぐ矢印はその2者の間の関係性(述語)を意味しており、複数の文章を矢印で関連付け、それらがどのような要素、属性、関係で成り立っているのかを矢印の上に表記されたオントロジ(ontology)が表現している。
オントロジには、RDF Schema(RDFS)やWeb Ontology Language(OWL)などが使用されており、これらにはオントロジを簡易的に表記するためのタグというものが存在する。
OWLでは、主語と目的語が同一の概念であることを示す”owl:sameAs”というタグがあり、一般的な記号でいうと等号(=)のようなものであると解釈できる。
例えば、「AはB、BはC」という文章があったとき、A=B、B=Cが成り立ち、そこからすなわちA=C(A=B=C)が結論として導き出されるが、これをRDFの有向グラフで表現すると、「A(楕円形) →(owl;sameAs) B(楕円形) →(owl:sameAs) C(長方形)」となる。
振り返り
今回の結果は60点(可)でした。
まさかこんなピンポイントな出題をされるとは思わなかったので、完全に守備範囲外で焦りました。
テキストにそんなこと書いてあったっけ?というスタートラインから出発したので、テキストを読んで調べて自分なりの解釈を導き出すまでに時間がかかり、正直落ちたな…と思っていたのですが、奇跡的に受かっていてホッとしました。
他の科目は概ね1,800~2,000字くらいで、レポートと同じくらいの文量を書いているのですが、短くてもポイントを押さえていれば一応合格はもらえるようです。
レポートの書き方と参考例
科目終末試験を受けるには、事前にレポートを提出している必要があります。
レポートの書き方と参考例は、以下を参考にしてください。
また、他の科目については以下のページにそれぞれ掲載しています。
- 「生涯学習概論」レポートの書き方
- 「生涯学習概論」レポートの参考例
- 「図書館概論」レポートの書き方
- 「図書館概論」レポートの参考例
- 「図書館情報技術論」レポートの書き方
- 「図書館情報技術論」レポートの参考例
- 「図書館制度・経営論」レポートの書き方
- 「図書館制度・経営論」レポートの参考例
- 「図書館サービス概論」レポートの書き方
- 「図書館サービス概論」レポートの参考例
- 「情報サービス論」レポートの書き方
- 「情報サービス論」レポートの参考例
- 「児童サービス論」レポートの書き方
- 「児童サービス論」レポートの参考例
- 「図書館情報資源概論」レポートの書き方
- 「図書館情報資源概論」レポートの参考例
- 「図書・図書館史」レポートの書き方
- 「図書・図書館史」レポートの参考例
- 「図書館サービス特論」レポートの書き方
- 「図書館サービス特論」レポートの参考例
科目終末試験の対策
他の科目の科目終末試験の設題や解答例は以下のページに載せているので、試験対策に役立ててください。
- 科目終末試験の注意点と設題一覧
- 「図書館サービス概論」科目終末試験の解答例
- 「情報サービス論」科目終末試験の解答例
- 「児童サービス論」科目終末試験の解答例
- 「図書・図書館史」科目終末試験の解答例
- 「図書館情報技術論」科目終末試験の解答例
- 「図書館情報資源概論」科目終末試験の解答例
メディア授業の科目終末試験
「情報資源組織論」のレポートを提出すると、面接授業科目の「情報資源組織演習」を受講できるようになります。
メディア授業を選択した場合の受講方法と科目終末試験の対策については、以下のページで説明しています。